池尻大橋駅内科・循環器内科クリニック〈土日診療○〉

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副鼻腔炎

<副鼻腔炎>

​ 副鼻腔は、鼻の奥に位置する4つの空洞で、鼻腔とつながっています。​これらの空洞は、空気の通り道を広げ、鼻腔を温め、湿らせる役割を果たしています。​
副鼻腔炎は、この副鼻腔に炎症が起こる状態を指し、急性と慢性の2種類に分類されます。​
急性副鼻腔炎は、風邪などのウイルス感染が原因で発症し、1〜2週間で治ることもありますが、適切な治療を行わないと慢性化する可能性があります。
​慢性副鼻腔炎は、炎症が長期間続く状態で、鼻茸(ポリープ)の形成や嗅覚障害を引き起こすことがあります

症状:

・鼻づまり
・ 鼻水(黄色や緑色)
・ 頭痛​
・ 顔面の痛みや重さ
・ 目の痛み​
・ 発熱​
・ 嗅覚障害
*これらの症状は風邪と似ていますが、風邪は数日で改善するのに対し、副鼻腔炎の症状は数週間以上続くことが特徴です。
​加えて、鼻水が気管支に垂れ込む「後鼻漏」が見られる場合、咳や痰を引き起こすことがあります。

診断:

・ 問診
・ 内視鏡検査(耳鼻科)
・ CT検査

治療:

・薬物療法:​
細菌感染が原因の場合、抗生物質(例:クラリスロマイシン)を使用します。​
また、鼻づまりや鼻水を軽減するために、点鼻薬や抗ヒスタミン薬を併用することがあります。​
急性副鼻腔炎では2週間程度、慢性副鼻腔炎では1〜3ヶ月の内服が必要となる場合があります。

・手術療法:
​薬物療法で改善しない場合や、鼻茸(ポリープ)や鼻中隔湾曲症を伴う場合、内視鏡を用いた手術が検討されます。​
近年では、バルーンカテーテルを用いて副鼻腔の自然口を拡張し、換気を改善する「バルーンシヌプラスティー」という低侵襲
な治療法も行われており、適宜、耳鼻科を紹介します。

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